使用中の注意点PRECAUTION
塗る時の注意点
- 顔面、乳房、外陰部及び粘膜には塗らないでください。
- 腕に傷や湿疹、皮膚炎等(ひどい乾燥や日焼けなどによる皮膚炎も含む)がみられる場合には、その場所を避けてジェルを塗ってください。
- ジェルを塗ったあとに、必ず手のひらを洗ってください。ただし、腕は塗ってから1 時間は洗わないでください。
- ジェルを塗った直後はアルコールを多量に含む化粧品などの使用はお避けください。
- ジェルを塗った直後は腕をほかの人にふれさせないでください。
- この薬にはアルコールが含まれています。腕にジェルを塗ったあと、十分換気を行い、ジェルが乾くまで火気に注意し、喫煙はお避けください。
- 1プッシュの量が少なかったり、塗る範囲が狭い場合には、薬剤本来の効果を得られない可能性がありますので、ご注意ください。(ポンプを奥の止まるところまでしっかりと押してください。)
塗り忘れた場合
※決して1回分より多くの量を一度に塗らないでください。
気がついた時に、すぐに1回分を塗ってください。
ただし、次の塗る時間が近い場合には1回とばして、次の時間に1回分を塗ってください。
こんな症状があらわれたら
下記の症状があらわれたら、ただちに医師または薬剤師に相談してください。
- アナフィラキシーの症状:しゃがれ声、眼と口唇のまわりのはれ、じんましん、判断力の低下、動悸、息切れ、息苦しい、からだがだるい、考えがまとまらない、ほてり、意識の低下、ふらつき
- 静脈血栓塞栓症・血栓性静脈炎の症状:局所の痛み、熱感、むくみ、下肢のうずくような痛みとはれ、胸の痛み、突然の息切れ、急激な視力の低下
使用中に下記のような症状に気付いたら、担当の医師または薬剤師に相談してください。
使用開始頃にみられる症状
- 性器出血
- 乳房の張り・痛み
子宮や乳房はエストロゲンの作用を受けるため、ホルモン補充療法によって体内のエストロゲン量が増えると性器出血がみられたり、乳房の張りや痛みを感じることがあります。
これらの症状はエストロゲンの正常な作用で、使用をはじめてしばらく経つうちに緩和されていきます。